鉄道近代化遺産・旧津山扇形機関車庫

今回は廃墟という訳ではなく現役の近代化遺産を見学してきました。
岡山県はJR津山駅にある津山扇形機関車庫です。

http://www.e-tsuyama.com/ichioshi/2008/05_train/barn/index.html
http://www.city.tsuyama.lg.jp/index.cfm/1,15231,15,17,html

ゴールデンウィークに一般公開があり、駅長さんに説明して頂きました。
近代化遺産として、観光資源としても活用していく方針の様です。
是非残してほしい施設です。



扇形機関車庫というのは見ての通りに扇形をした機関車庫です。中央に転車台があり、ここで機関車の向きを変えてここでは17線有る車庫に入れる訳ですね。

現在国内で使用されている扇形機関車庫では、京都の梅小路に次ぐ2番目の規模なんだそうです。




外観は結構ぼろぼろです。



夜はこんな感じ。（一般公開の日の前日に現地入りして撮影してきました。敷地外からもこれくらい見えます。）

一般公開日は中の車両を含めて紹介をしてもらいました。



こちらの車両はキハ28系と言って、後日「みまさかスローライフ列車」として運転されるそうです。

http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1173316_799.html



こちらは奥から、ディーゼル機関車「DD51」、同じく「DE501」「DE101」です。DE50型とDE10型だそうです。
これも大変貴重な車両とのこと。

転車台も見てきました。






この日は転車台越しに津山線の車両もライトをつけてもらっていました。



こんな感じで格納されています。



近くで見ると大迫力。

建物は損傷があり、やはり何らかの対策をしないと老朽化が進んでしまう建築です。
しかし、これは見る価値があります。
鉄道の近代化遺産として考えて残そうと考えていらっしゃるという事で、観光などに生かす方向の様です。
ディーゼル機関車などと共に是非とも残していって欲しい貴重な遺産です。

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