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どうして手回し充電ラジオに携帯充電機能がついているのか? [デジタル小物]

今回の新潟県中越沖地震で実家が近くにある先輩が柏崎まで行って来られたとの事。

現地は復旧に向けて大変な苦労をされているとの事ですが、
感想としては「水が出ないというのは大変」であり、緊急時用の水の備蓄は考えた方がいいというのと、「ホームセンターに手回し式のラジオとか携帯充電器とかあったら買っておいたほうがいいよ」という事を言ってらっしゃいました。情報収集能力がだいぶ違うそうです。

確かに最近の携帯電話は、ワンセグやら載っている機種も増えてきて、「日頃はワンセグはあんまり使わないよなー」という人でも、災害時の情報収集手段としてはこれは便利です。
通話網が復旧すれば電話やメールも出来るので、携帯電話は避難時にも持っていく荷物の一つには入るでしょう。

でも、電池が切れたらアウトです。充電をしなければなりません。
携帯を持って行くのならば、充電手段も考えて置かないとただの荷物になってしまいます。

通常時には、手回し充電器を使う人はあんまり居ません。コンビニに電池を使う充電器やら、最近では携帯充電サービスやってるお店も増えてきたましたしね。

しかし非常時には、手回し充電をするしかない訳です。ラジオも同じ理由で手回し充電という事になります。

と言う訳で、こういった商品が出ています。

手回し充電ラジオ ホワイト

手回し充電ラジオ ホワイト

  • 出版社/メーカー: ソニー
  • 発売日: 2006/06/10
  • メディア: エレクトロニクス

DRETEC 手回しケータイ充電ラジオ PR-306BK

DRETEC 手回しケータイ充電ラジオ PR-306BK

  • 出版社/メーカー: DRETEC
  • メディア: ホーム&キッチン

これらのラジオは、「ラジオ、ライト、携帯電話充電、手回し発電」が一緒になったものです。

しかし、良く見てみると、このラジオについている携帯電話充電機能って、「通常時の便利機能」ではなくて、「非常時に必要な機能」なんですね。

始め、通常時の視点で宣伝文句を読んでいたんですが、「携帯の手回し充電機能がついて便利!」という文章を見ても全然ピンと来ませんでした。当たり前です、通常時に手回しで携帯充電するのは全然便利じゃないからです。だから、「こんな機能いらないからもっとシンプルなラジオが手回しで聞ける安いのがいいや」と思っていました。

でも、非常時の視点から見てみると、「手回しラジオ」と「携帯の手回し充電器」と「ライト」をそれぞれ持っていくならば、当然これらはまとまっていた方が荷物も一つで済みます。つまり、非常時に必要そうな機能を組み合わせた合理的な商品だったのです。今まで、携帯の充電機能が非常時にも必須というのは気付きませんでした。(というか過剰なおまけだと思っていました。)こんな機能が必須とは、ある意味とっても「現代的」です。

と言う訳で、自分が如何に平和ボケしていたかを気付くことになりました。
一度、非常時の視点で自分の家の防災についてチェックして見る事にします。


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