毒ガスとうさぎの島 大久野島

8/13には福岡から東京へと戻る事となった。今回は尾道に一泊してから東京へ戻ります。

今回立ち寄ったのは瀬戸内の大久野島です。戦時中は毒ガス製造施設が有ったという事で、その施設の廃墟が残っており、また、なぜか野生のうさぎで有名な島です。

新幹線で三原まで出て、そこから呉線で忠海駅まで向かいます。駅から徒歩７分の所に渡船乗り場がありました。

船で１０分程で到着です。
島自体は休暇村として整備されており、レジャー客で一杯でした。
周囲４km程の島なので徒歩でも回れますが、レンタサイクルもあります。

ここが毒ガス資料館です。まずはここに向かうべきでしょう。

http://www.takeharakankou.jp/guide/learn/kyukamura.php

この島にどの様な施設が有ったのか、何が行われていたのかを知る事ができます。
イペリット／ルイサイト／青酸／塩化アセト・フェノンなどの製造設備があったと言う事で、製造装置の一部や防護服を見る事が出来ます。また、ここでは島の全体図を貰えます。


ここは発電所跡の入り口です。"MAG2"という印があります。

これが発電所跡地です。巨大です。
そしてここから海の方向を写したのが昨日のこの写真

ここは全体的にリゾート島として整備されており、雰囲気はリゾートその物なのだが、所々に毒ガス製造設備の遺構が残っており、かなり不思議な雰囲気の島でした。トンネルの向こう側は真夏のリゾートだが、こっち側は毒ガス製造設備の遺構という。

自転車を止めて一服していると、足元で何か動く音が。

うさぎでした。そこらに居るというのは本当だったのね。

毒ガス貯蔵庫跡に向かう。


ちょっと分かりにくいですが、貯蔵庫の中の壁は真っ黒です。これは処分の際に火炎放射を行った跡という事で、実際にその様子が生々しく残っていました。

そろそろ日が陰ってきたので戻ります。

うさぎが出てきた。

えさの取り合い。

目が合った。

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